保育士として恵まれた待遇を勝ち取るために!!!
このサイトは ◆既に保育士として働いているが、条件面で継続できるか不安 ◆小さい頃から憧れである保育士になりたいが、お給料は? ◆語学や栄養士の資格なども合わせて取得したほうが良い?
といった保育士の給与や待遇に関する不安を解決し、少しでもより良い条件を確保し、安心して保育の仕事に没頭できることを目指したサイトです。 国の少子化対策とその財源、及び地方自治体毎に異なる育児政策など、多少難しい言葉も出てきますが、「長期的に安心して保育士として働くため」には、国や地方のビジョンもある程度理解しないと、振り回されてしまう可能性があります。質問も可能な限りお受けしますので、少しずつ理解を深めていただき、素敵な保育士さんになってもらえれば幸です。保育士の給料・待遇に影響を与える様々な要素を考える
保育士として長く安心して働くためには、保育士の給料・待遇に影響を与え得る要素をひとつずつ考えていく必要があります。順番に見てみましょう!
(1)最終学歴を考える!
「幼保一元化」 という単語をご存知ですか?これは【文部科学省】と【厚生労働省】に分かれている【幼稚園教諭資格】と【保育士資格】を少しずつ統合させていこうとする流れです。実際に過疎化が進む地方では、幼稚園と保育所を別々に分けて運営する非効率性に財源が追いつかなくなりつつあります。 ただし【幼稚園教諭一種免許状】を取得するために4年制大学卒業が必須だった方と最終学歴が中学校卒業の保育士(現在は中卒では厳しくなりつつありますが、資格名が「保母」の時代には多く見受けられました)をひとつの職場で雇用する際にはいろいろと問題が出てきます(特に給与・待遇面)。縦割り行政が障害となってなかなか進みませんが、人口が減少していく世の中においては、既存の施設の効率的な活用が不可欠。故に幼保一元化は必ず実現するでしょう。 >>>学歴の影響についてもっと読む!
(2)働く職場を考える!
保育所で考えると、大きく「公立の保育所」と「民間の保育所」に区分されます。公立保育所であれば、当然公務員の待遇になりますから、市または区などから給料が支給されます。現在はどの自治体も財源不足に頭を悩ましているので、以前ほど恵まれた環境ではなくなりつつありますが、それでも安定面ではピカイチです。
民間保育園のほとんどは営利を主たる目的としない社会福祉法人が運営しています。社会福祉法人は、自治体から運営費補助金をもらって保育所を運営しており、同じ自治体の認可保育所であれば、だいたい同じような金額の給与規定に落ち着くのが一般的です。
(3)もうひとつの「資格」を考える!
公立・民間問わず多くの保育所が保護者の多様化する要求に対して、人員・予算共に限られているのが現状です。それぞれの要求に応じて、スタッフを増員していくことは実質的に不可能です。例えば、今後増加が予想される外国人の預かりについて、英語の通訳スタッフと保育士をばらばらに配置するのではなく、「英語の話せる保育士」 に多少手当てを多く払っても1人のスタッフで対応したほうが効率的と考えられるでしょう。今後の社会変化をある程度予想し、保育の現場で必要とされる資格を取得すれば、きっと保育所の責任者にとって不可欠な人材となれることでしょう。 >>>もうひとつの「資格」を考えるについてにもっと読む!!
